サイコムが2026年1月23日にミニPCの新機種「Radiant SPX3300B860i」を発売しました。この機種のメリット・デメリットを解説します。

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サイコムRadiant SPX3300B860iの特徴

Core Ultraを搭載

サイコムではこれまでもミニPCとしてSPXシリーズを販売しており、当サイトでも人気機種でした。今回発売したSPX3300B860iはIntelの最新世代CPUであるCore Ultraシリーズを搭載しているのが特徴です。

Core UltraはCPU、内蔵GPUに加えAI処理に特化したNPUを内蔵したプロセッサーです。Intelは従来のCore iシリーズを終息させ、このUltraシリーズに移行させる姿勢を示しており、Core iの後継シリーズと言える存在です。

SPX3300B860iでは以下のCPUを選択できます。

CPUPassmarkベンチマーク
Core Ultra 5 225(標準)30366
Core Ultra 5 23539989
Core Ultra 5 245T30844
Core Ultra 7 26549634
Core Ultra 7 265T39803
Core Ultra 9 28557281
Core Ultra 9 285T36494

Thunderbolt 4に対応

ミニPCではまだ対応機種が少ないThunderbolt 4を採用しています。Core i、AMD Ryzen搭載モデルでは対応していません。

Thunderbolt 4に対応したことで、従来モデルでは最大3画面まで接続可能だったものが、4画面まで接続可能となりました。

Thunderbolt 4を利用することで外付けGPUも接続できるので、ヘビーな3Dゲームのプレイや画像生成AIをクライアント上で動かすことができます。もっとも、ミニPCでは外付けGPUを接続するなら最初からグラフィックボードを内蔵できるモデルを買うのがおすすめです。

従来モデルとの比較

併売中の従来モデルであるSPX3100B760(インテルCore i搭載)やSPX3300X600A(AMD Ryzen搭載)との主な違いは以下のとおり。

SPX3300B860iSPX3100B760SPX3300X600A
CPUIntel Core UltraIntel Core iAMD Ryzen
Thunderbolt 4対応
用途ゲーム、動画編集等
4モニター
一般家庭用・事務用
3モニター
一般家庭用・事務用
3モニター

ゲームや動画編集に使うならCore Ultra搭載のSPX3300B860iが適していますが、ネットや動画視聴程度の一般家庭・事務用の用途であればIntel Core iやAMD Ryzen搭載の従来モデルでも快適過ぎるくらいに十分対応できます(私もサイト制作程度ならCore iかRyzenを選びます) 

Core Ultraは高性能な分、価格も相応に高くなるのでそういった用途での使用が無ければ従来モデルがおすすめです。

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