使われているCPUが同程度であるため、性能はほぼ互角のタブレットとスティックPC。どちらを選ぶべきなのでしょうか。両者の特徴や強み・弱みを比較しながら最適なデバイスを選ぶお手伝いをします。
それぞれの魅力は?
スティックPCの魅力
テレビやPC用ディスプレイなど、大きな画面で使えます。ネットサーフィンはもちろん、Youtubeやhuluといった動画ストリーミングも大画面で鑑賞できます。
また、WindowsモデルであればWordやExcelの編集などもやりやすいです(大画面ならより一層) 操作性は通常のパソコンと同じですから、違和感なく使えるでしょう。
タブレットの魅力
なんといっても、手軽にどこにでも持ち歩けるという携帯性の高さが魅力です。家の中でも、外出先でも使えます。スティックPCとは違って、リビングのテレビの前だけでなく、ソファーやベッドの上でごろごろしながら使うことができます。使う場所を選びません。
それぞれの弱点は?
それぞれに弱点もあります。
スティックPCの弱点は?
ディスプレイ、電源、マウス、キーボードを用意しないと使えません。(持ち運ぶ場合はタッチパッド付きキーボードにすれば、タブレット並の荷物で済みます) 「1枚」持ち歩けば何でも出来るタブレットよりも、この点で劣っていると言えます。
最近はビジネスホテルなどでもHDMI端子付きの液晶テレビを設置しているところも多いですが、外出先ではなかなか使えるディスプレイが無いので、ディスプレイが無いところに行く場合は使うことが出来ません。
タブレットの弱点は?
画面が小さいので、ネットサーフィンや動画鑑賞でも、ストレスを感じることがしばしばあるでしょう。Word/Excelの編集作業は難しいです。ただし、Chromecastを用意すればタブレットの画面をそのままテレビなどの大画面に映し出すことも可能ではあります。
また、今までパソコンで使っていたプリンターやスキャナーといった周辺機器は、Androidタブレットではそのまま使えない可能性が高いです(WindowsタブならOK)
まとめると・・
モニターの前に座れるならスティックPC
パソコン用モニターやテレビなど、モニターの前に座ることが出来る環境で使うならば、スティックPCが適していると言えるでしょう。
持ち運びについても、例えば自宅と外出先で同じ作業環境で「PC」を大画面で使えるメリットがあります。