ミニPCを廃棄する際の注意点を解説します。
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動作するミニPCの処分方法
買い取りがおすすめ
正常に動作するPCは買い取り業者に引き取ってもらうのがおすすめです。私の実体験として9.4万円で購入し5年4ヶ月使ったWindowsのデスクトップPCが1万円で売れました。
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パソコンは記憶媒体からのデータ流出のリスクが大きい製品です。必ず信頼できる業者を選ぶようにしましょう。おすすめの買い取り業者は記事の最後で紹介します。
買い取りではなく処分したい場合
買い取りは面倒だ、という方はまず本体に「PCリサイクルマーク」があるか確認してください。このシールが貼り付けられたPCは購入時に処分に掛かる費用が予め支払われており、処分する際は追加の処分費用の必要無く処分してもらうことができます(送料などが掛かる場合もある)
PCリサイクルマークが無い場合も、有償にはなりますがメーカーや販売店などに引き取ってもらうことが出来ます(資源有効利用促進法という法律で義務付けられている) まずはメーカーに問い合わせてみましょう。
動作しないミニPCの処分方法
処分する場合はメーカーに
動作しないPCも、基本的にはメーカーに引き取ってもらうのが正解です。PCリサイクルマークのシールが貼り付けられたPCも、そうでないPCもメーカーが回収してくれます。
行政のゴミ回収では基本的にPCは回収してもらえないので注意してください。
動作しないPCも買い取りがおすすめ
動作しないPCも買い取り業者に引き取ってもらうのがおすすめです。処分してしまうとお金にならないどころか、処分費用が発生する場合(特にPCリサイクルマークが無い場合)がありますが、買い取りであればわずかでも収入になる可能性があります。
パソコンはパーツごとに分解して中古品として流通するマーケットが充実しています。どこかの部品で不具合があって動作しなくなったPCでも他のパーツがまだ使える可能性があるため、業者によっては動作しないPCでも買い取りを行っています。
ただし業者によっては動作するPCでないと買い取れないところもあるので注意してください。おすすめの買い取り業者は記事の一番最後で紹介します。
情報流出に注意 壊れていても情報流出リスクあり
壊れて動かなくなったPCでも、情報流出のリスクがあります。
私が高校生のときに、PCに詳しい後輩がおり自分でパーツを組み立ててヤフオクなどで販売していました。教師の間でも彼がPCに詳しいことが知られており、ある先生が動作しなくなったPCの修理を依頼しました。何を思ったか彼はハードディスクからデータを復元し、先生(独身)が恋人に宛てたメールを印刷し教室や生徒会室で回覧しました。「動かなくなったPC」であっても、ハードディスクなど記憶媒体が生きている場合、データを容易に読み取ることが出来ます。また、一度削除したデータでも専用の復元ソフト(中学生でも使える簡単なフリーソフト)でデータを復元できる場合もあります。
PCを処分する際は信頼できる業者に託してください。
家庭ゴミでは回収できないパソコン
ミニPCは粗大ごみではなく一般ごみに出せるサイズ感ですが、行政が回収する家庭ごみでは基本的に「パソコン」は回収できないとされていることが多いです。ミニPCも「パソコン」なので家庭ごみで処理することは難しいです。