ミニPCをふるさと納税返礼品として取り扱っている自治体があります。ふるさと納税でミニPCをもらえる自治体を一覧でまとめます。

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ミニPCをふるさと納税でもらえる自治体の一覧

いずれも記事執筆時点での情報です。最新情報はリンク先のふるさと納税ポータルサイトで確認してください。

大阪府泉佐野市

キングオブふるさと納税、大阪府泉佐野市がミニPCを返礼品として取り扱っています。デンエイネットという初めて聞くPCショップのミニPCを返礼品として提供しています。

寄付額15万円 8GB/256GB
18万円 16GB/512GB
16万円 8GB/256GB
19万円 16GB/512GB
OSWindows11 ProWindows11
CPU/PassmarkスコアIntel N100/5369Intel N100/5369
メモリー8GB or 16GB8GB or 16GB
ストレージ256GB or 512GB256GB or 512GB
商品ページ楽天ふるさと納税
さとふる
楽天ふるさと納税
さとふる

Intel N100というノートPCやミニPCでしばしば使われているCPUを採用しています。ベンチマークスコアは5000台なので、家庭用にサクサク使えるかと言われると若干怪しいスペックです。私が2010年に購入したデスクトップPCのCPUでもベンチマークスコアは6000台だったので、メインPCとして今の時代に使うのはおすすめしませんが、サブのPCや小学生以下のお子さん用のPCにおすすめです。

神奈川県綾瀬市

東名高速道路沿線の自治体です。地元に工場を構える秋葉原のPCショップ、ドスパラのPCを返礼品として取り扱っており、ミニPCのラインナップもあります。

ふるさと寄付額570000円
OSWindows11 Pro
CPU/PassmarkスコアCore i5-14400/25290
メモリー16GB
ストレージ500GB/SSD
商品ページ楽天ふるさと納税

家庭用PCとしてサクサク快適に使えるスペックのミニPCを返礼品として取り扱っています。ですが寄付額が高額なのでなかなか使い勝手は良くないです。ドスパラは国内の信頼できるメーカーですが、国内のPCメーカーのミニPCの中ではやや価格が高めなので、寄付額も高くなっています(ちゃんと使えるPCというのもある)

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ふるさと納税でミニPCをもらうメリット・デメリット

メリット:実質タダでもらえる

ふるさと納税なので、年間2000円の自己負担額は発生するにしても「実質タダ」でミニPCをゲットできる点が最大のメリットと言えます。

デメリット:寄付額が大きい

ミニPC自体がある程度値段のする商品なので、必然的に寄付額も大きくなります。例えば15万円分の寄付をするには、年収が2000万円前後必要なのでこの金額を寄付できる人は限られていますし、控除額が大きい高所得の方でも控除枠がミニPCに大きく持っていかれてしまう点はデメリットと感じると思います。

デメリット:選択肢が少ない

ミニPCを返礼品として取り扱っている自治体が少ないため、選択肢が限られています。自分に「ちょうどいい」スペックのミニPCが無い場合も多いと思います。多くのミニPCメーカーはメモリーやストレージ(記憶媒体)などを注文時にカスタマイズできるので、自分の使い方にあった「最適な」ミニPCを手にすることができますが、ふるさと納税だとそれが出来ない点はデメリットと言えます。

購入するのがおすすめ

ふるさと納税ではなく、自分でPCショップから選んで購入した方が選択肢も広いですし、お得になるケースも多いです。ふるさと納税返礼品は寄付額の3割が上限とされていますが、3割で「原価」を計算してもふるさと納税よりPCショップから購入した方がお得なケースが多いです。ふるさと納税はおいしい果物やお肉に使いましょう。

当サイトではミニPCの性能を、見やすい一覧表で比較できます。ふるさと納税よりお得なミニPCも多数紹介しています。

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