ミニPCはカバンに入るほど小さいので、これまでのパソコンにはできなかった設置方法が可能です。ミニならではの「置き方」を提案します。
関連記事:ミニPCの一覧比較表
こんな置き方もできる!ミニの設置方法一覧
パソコンデスクの上に直置き

これまでのデスクトップPCと同様に、パソコンデスクの上に置いて使うこともできます。
設置面積・体積とも一般的なデスクトップPCと比較しておよそ10分の1程度なので、狭いパソコンデスクの上に置いても邪魔にならず、書類などを置く設置スペースも確保できます。
私は大きなデスクトップPCを使用していた頃は、パソコン本体を床の上に置いていました。机の上のスペースを取ってしまうことや、落下した時の危険性などを考えてそのようにしていました。ミニPCは本体も1Kg以下のものが多いので、机の上に置いても危険性も低いです。
モニター背面に取り付け

モニター背面に取り付けて使うこともできます(一部機種)
多くの液晶モニターはVESAといって、金具を取り付けるネジ穴が正方形に4つ用意されています。このネジ穴にプラスネジを取り付け、VESAマウントブラケットという金具(機種によって専用品が用意されている)で取り付けることで、ミニPCをモニター背面に取り付けて使うことができます。
関連記事:ミニPCを便利に使えるVESAマウントとは? 使い方は簡単!

ミニPCは放熱性が意外と悪くないので、熱の面でも特に不満はありません。デメリットを挙げると、電源をオンにするときやUSBを抜き差しする時にやや不便な点はあります。USBを頻繁に抜き差しする場合は、USBハブをデスクの上まで伸ばしておくと便利です。

モニター背面に取り付けると、見た目が「すっきり」するのでとても良いです。
「モニター一体型PC」と見た目は同じですが、モニター一体型PCだと買い替え時に丸々一式(モニター+PC本体)を処分することになります。液晶モニターは10年以上使えますが、PC本体は5~6年と買い替えサイクルが短いです。ミニPCでは液晶モニターとPC本体を別々に買い替えることが出来るので、お財布にも地球環境にもやさしいです。
モニター背面への取り付け可能なミニPCは、「VESAマウント対応」モデルとして当サイトでは紹介しています。くわしくはミニPCのスペック一覧比較表にまとめているので参考にしてください。
テレビの裏に取り付け・テレビ台に直置き
パソコン用の液晶モニターと同様に、多くの液晶テレビ・有機ELテレビもVESAに対応しています。無線のマウスやキーボードと接続することで、テレビを「パソコン」としても使うことができます。この2010年頃以降に発売されたテレビの多くにはHDMI端子が設けられているので、接続も容易です(一人暮らし向けの安価なテレビ以外には付いていない場合もある)
PCを使う頻度が少ない方におすすめです。パソコンの設置スペースを「ゼロ」にすることができます。液晶モニターを買う必要も無くなるので費用面でも優位です。
本体がとても小さいので、テレビ台に置いてでも邪魔になりません。
テレビの横に「パソコン」が置いてあると近未来感もあって良いと思います。
デスク下に取り付け

デスクに後付けできる棚や引き出しがあります。このような棚にミニPCを置くことで、机の上をすっきり使うことができます。
モニター背面への取り付けに対応していないミニPC(VESA対応でないもの)でも、この方法なら簡単に設置できます。また、モニター背面に取り付けると電源ボタンやUSBジャックに手が届きづらくなりますが、この方法なら手元での操作が可能というメリットもあります。
ミニPCの比較はこちら
各社製品を見やすい一覧比較表で比較できます。モニター背面に取り付け可能なモデルはVESAマウント対応と表記しているので、参考にしてください。
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