
2015年4月発売、ドスパラのスティックPCです。Windows10のリリースにあわせて、7月にWindows10モデルも追加されました。冷却用ファンが無いということで、DG-STK2Fより劣っていると思われがちですが、DG-STK1にはDG-STK1の良いところがあります。詳しく紹介していきます。
いいところ
USB差込口が2つ
多くのスティックPCにはUSBの差込口が1つしかありませんが、DG-STK1にはUSB2.0(通常サイズのUSB)に加えてmicro USBの差込口があります(電源用とは別)
micro USBをUSBに変換するケーブルもついているので、USBとして使うことが出来ます。2つもポートがあれば、USBハブが無くても大丈夫、というユーザーも多いでしょう。

無音
ファンが無いので、電源をつけても無音です。ファン搭載のDG-STK2Fも決してうるさいわけではありませんが、無音に近い部屋で使う場合や、1m以内の至近距離で使う場合、音に敏感な人にはDG-STK1の方が良いでしょう。
ファンが無いということで熱暴走するのではないか、という心配もあります。4時間ほどYoutubeで動画を再生し続けましたが特に問題はありませんでした(室温28℃) 金属製の本体がヒートシンクの役割を果たしてくれているようです。本体は熱くなりますが、触れない程ではありません。
低価格
Windows搭載のスティックPCとしては最低価格です。他のマシンが軒並み2万円前後という中で、税抜9980円という価格は魅力的です。(9/30以前は15984円でしたが、二度の値下げを経てこの価格になりました)
使用感
初期に発売された他のスティックPCと変わらなく使えます。例えばYoutubeで動画をフルスクリーンで再生しても、CPU使用率は10~15%程度で安定しています。4時間以上連続で再生しても何ら支障はありませんでした。ネットサーフィンなど、多くのユーザーの使用に耐えうるスペックです。
気になるところ
冷却ファンがない
スティックPCが世の中に出て来たころ、「熱暴走」が一部で問題になりました。長時間負荷をかけ続けると温度が高くなり過ぎてフリーズしたりする、という事象が見られました。
ファンが無いということで、暑い部屋で長時間高負荷の作業を続けるのには向かないかもしれません。前述のとおり、快適な温度の部屋でYoutubeの動画を見続ける、というくらいなら問題は無さそうです。
写真
本体



同梱物

