どの機種を選べばいいのか分からない、という人のためにおすすめをご紹介します。用途ごとに紹介するので、ご自分の使い方を頭に思い浮かべながらご覧ください。

動画鑑賞がメインなら

Youtubeなどで動画を鑑賞するのがメインの場合におすすめのスティックPCを紹介します。高性能なものを選ぶ必要はありません。

Intel Compute Stick Z8300モデル

インテル製スティックPCです。atom Z8300のCPUに、メモリーは2GBと「ここともとない」スペックではありますが、動画鑑賞のように頻繁に画面を切替える操作が無い場合は、これでも大丈夫でしょう。私はこれよりも1世代古いCPUのスティックPCを使っていますが、動画を観るくらいなら間に合うと感じます(余裕はありません) 何より価格が1万円台と安いです。

LIVA Z

スティック型ではありませんが、お弁当箱ほどの大きさの超小型PCです。ファンレスで全くの無音で使えるので、その点でも動画鑑賞向きと言えます。4K映像の再生・出力にも対応。

スペックは上で紹介したものよりも高性能で、ネットサーフィンなどにも耐えうる性能です。価格はその分高くなります。

関連記事:LIVA Zの実機レビュー

動画だけならChromecastも

我が家のChromecast

YoutubeやAmazonプライムビデオなどをテレビの大画面で観るのであれば、Chromecastが便利ですし値段も安いです(5千円ほど)

テレビに接続して、ここにスマホから無線で電波を飛ばしてテレビに映像を映し出す機械です。Youtubeなど多くのアプリが対応しています。操作も手元のスマホから出来るし、起動も速いのでスティックPCよりも正直便利で私自身も最近はもっぱらコレで動画を観ています。

ネットサーフィンなどもする

動画鑑賞に加え、ネットサーフィンやメールのチェックなど一般的なパソコンの操作を軽く行いたい場合におすすめのスティックPCを紹介します。

Diginnos Stick DG-STK5S

実機レビューもご覧ください

CPUこそ上で紹介したIntel Computestickと大差無い(こちらの方がやや高性能)ですが、こちらはメモリーが4GBと余裕がある分ネットサーフィンなども意外と問題無くこなせます。普段からあまり頻繁にPCを使わないライトユーザーなら、これで充分です。

関連記事:DG-STK5Sの実機レビュー

メインPCとして使う

PCとしてバリバリ使うのにおすすめのスティックPCを紹介します。

Intel Computestick Core m

core mというノートPCや高性能なタブレットPCで使われるCPUを搭載したモデルです。メモリーも4GBと、家電量販店で売れ筋のノートPCと同等です。さすがに3Dゲームのプレイなどには向きませんが、平均的なPCユーザーの一般的な利用をそつなくこなせる一台です。