10万円以下の価格帯で買える、「ちゃんと使える」コスパの良いミニPCを紹介します。家庭でのネット閲覧や動画視聴、事務所での仕事(Word、Excel編集など)に使うことを想定した選び方のポイントも解説します。

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10万円以下でおすすめのミニPC

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2

家庭で「ちゃんと使える」スペックでも10万円いかない価格で購入できます。液晶モニターを付けても10万円におさまる値段です。

CPUは高性能なRyzen5などを採用しており、一般家庭でサクサク使えるのはもちろん、仕事用のPCとしても問題無く快適に使えるスペックのPCです。

レノボは中国のPCメーカーで、PCでは世界最大手です。日本のメーカーのPCと比較して価格が割安ですが、納期が2~3週間と長い点はデメリットとして指摘できます(国内メーカーなら1週間以内で届く)

ツクモ MSシリーズ

秋葉原のパソコン屋さん、ツクモのミニPCです。ヤマダ電機系の会社なので国内メーカーです。

Core i3モデルが10万円以下の価格で購入できます。Core i3でも家庭やオフィスでの作業にサクサク使えるスペックなので、問題ありません。5年先も快適に使えるスペックです(メモリーは8GBではなく16GBがおすすめ)

私も実家用に1台購入して使っていますが、静音性が高い点が気に入っています。モニター背面に取り付けて使っていますが、ほぼ無音というか冷却ファンの音は耳に届きません。

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購入するときのポイント

メモリーは16GB以上を推奨

今回紹介したミニPCは注文時に「メモリー」の量を変更することができます。

メモリーはパソコンで作業する際の、一時的なデータの保管先です。メモリーが小さいと、例えばネットを閲覧する時にタブやウィンドウをたくさん開くと動作が遅くなり、フリーズしやすいです。

メモリーは必ず8GB以上、長く使うことを考えると16GB以上がおすすめです。

CPUの選び方

CPUの性能は「ベンチマークスコア」と呼ばれる性能テストのスコアを比較するのがおすすめです。ベンチマークスコアの点数が高いものほど、性能が高いです。

一番有名なPassmarkのベンチマークスコア(当サイトで引用しているものです)で、家庭で使うなら10000以上あれば5年くらいは問題無く使えるでしょう(ネットや動画の視聴) 逆に20000を超えるCPUは、フェラーリで近所のコンビニに出かけるような過剰スペックです。ゲームで遊んだり、動画編集などをしない限りは必要ありません。ちなみに当サイトはベンチマークスコア10000のCPUを搭載したミニPCで制作しています(3年前に購入したミニPC)

ベンチマークスコアを見るのも面倒だという人はインテルの「Core i3」かAMD社の「Ryzen3」を選んでください。最近のCPUであれば、core i3もしくはRyzen3で家庭でふつうに使える処理能力があります。

以下の記事の比較表でベンチマークスコアも一覧で比較できるので、参考にしてください。

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