ミニPCに「向いてる人」は？4年使い倒した私が真実をお話します

ミニPCはどんな人、使い方に「向いている」のか。実際に自分のメインPCとして4年、実家の母用のPCとして10年使っている私が実体験をふまえて解説します。この記事もミニPC（マウスコンピューターCAシリーズで制作）

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ミニPCが「向いている人」の特徴

前提：ミニPCは特別なPCではないです

まず前提として、ミニPCはデスクトップPCと大きさが違うだけで、特別なPCではありません。使い勝手だけでなく、出来ることもデスクトップPCと全くと言っていいほど「同じ」です。

実際に4年にわたり自分のメインPCとして使用し、また実家の母（70代）のPCとしても私が選定して使用して10年になりますが、ただのPCです。実家PCは2代続けてミニPCですが、ミニPCに起因するトラブルは何も起きていません。

その上でミニPCに「向いている人」「使い方」を紹介します。

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ヘビーなゲームをプレイしない

「ただのPC」なので一般家庭あるいはオフィスの一般的な用途の9割以上を満たすことが出来るものの、ヘビーな動作にはミニPCは向きません。

ミニPCでも一部の機種でグラフィックボードを追加できるものもありますが、ほとんどのミニPCはグラボ無し（内蔵グラフィックス）なので3Dを多用したゲームをプレイするには向かないと言えます。一般的なノートPCやデスクトップPC（グラボ無し）でも動くような軽めのゲームであれば、ミニPCでもプレイできます。CPUは同じなので。

膨大なデータを保存しない人

ミニPCのストレージ（データ保存領域）はノートPCと同程度です。デスクトップPCと比較すると、保存できるデータの量が少ない傾向があります。

国内メーカーを中心に注文時にカスタマイズしてストレージを増やすことも出来ますが、厄介な点があります。デスクトップPCでも同様に注文時にストレージを追加することが可能ですが、追加ストレージとしてハードディスクドライブを選択できるものがほとんどです。一方、ミニPCではSSDしか選べない機種も少なくありません。

SSDは読み込み速度が速いメリットがある一方、価格がハードディスクと比較してかなり割高です。大量のデータを安価に保存するにはハードディスクの方が適していると言えます。全ての機種に当てはまるわけではありませんが、ミニPCはハードディスクを選びづらく、デスクトップPCでは選びやすい傾向があるので膨大な量のデータ（動画でしょうか）を保存するにはミニPCは「向かない」と言えます。

ストレージの大きさはノートＰＣと同等なので、ノートＰＣで十分あるいは一般的なデスクトップPCで持て余している方にはミニPCでも問題はありません。