Windowsの新しい機能として注目を集める「Copilot+PC」 何ができるのか解説した上で、対応しているミニPCを紹介します。
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Copilot+PCとは
何ができるの?
AIによる様々なユーザーサポートを提供する機能です。具体的にできることの例は以下のとおり。
- 画像生成(簡単な下書きと文章に指示から)
- カメラとサウンドの自動調整(Web会議の背景ぼかしなど)
- 音声のリアルタイム翻訳・字幕生成
現在提供されている機能(一部は海外向けのみ提供)をまとめました。
ローカル上での処理が必要 対応PCは限られる
Copilot+PCはクラウドではなくPC上で、CPUに内蔵された「NPU」を活用して処理を行います。従来は生成AIといえばGPUによる処理に頼るのが一般的で、GPUの性能が高いPCがAIの利用に適しているとされてきましたが、CPUに内蔵されたNPUで主に処理を行います。クラウドを利用しないことで、インターネット環境に依存しないことや、セキュリティの向上といったメリットがあります。
NPUはAIの推論処理を高速に行うために設計されたプロセッサーで、AIの処理を効率的に処理するために搭載されるものです。AI処理をNPUで行うことで、例えばAIによる処理を実行している間でも他の作業(CPUにより処理するもの)を円滑に行うことができます。
Copilot+PCはNPUの性能にも一定の要件(具体的にはNPUの処理能力を示す指標「TOPS」が40以上)を設けているため、Copilot+PCを使えるのは「一定以上のNPUをそなえたPC」ということになります。
Copilot+PC対応のミニPCの一覧
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Minisforum UH125 Pro
OS | CPU | メモリー | ストレージ |
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Windows11 | Core Ultra 5 125H Passmark:22299 | 32GB | 1TB/SSD |
Core Ultra 5 125Hを搭載、本体にCopilotボタンをそなえる高性能なミニPCです。Minisforumは中国の深センに拠点を置くPCショップで、日本向けの商品は香港から発送しています。若干怪しい印象を受けますが、本機種は週刊アスキーにも掲載されていたので一定の信頼性はあります。