USB-Cポート搭載ミニPCの一覧
映像出力がUSB-TypeCで可能なミニPC
ツクモ NCシリーズ
映像出力が可能なUSB-TypeCポートをそなえており、USB-TypeC対応のディスプレイとの接続が可能です(ほか、HDMIも搭載)
それに加えUSB3.1 Gen2対応のUSB-TypeCポートも一つそなえています。
USB-TypeCポートをそなえるミニPC
USB-TypeCポートをそなえるミニPCは珍しくありません。主なものを紹介します。
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ツクモ MSシリーズ
Type-Cポートを一つそなえています。
性能に対して本体価格が安いので、コスパに優れる一台です。Corei3、i5、i7のラインナップがあります。一般的なPCユーザーにはCore i3がおすすめ。
フロンティア CDシリーズ
USB-TypeCポートを2つそなえています。
ツクモのMSシリーズと並んでコスパに優れています。Corei3とi5のラインナップがあり、一般的なPCユーザーにはi3モデルがおすすめ。家電量販店で売れ筋のノートPC、デスクトップPCよりも高性能かつ、価格が安いです。
USB TypeCのメリット
大容量のデータを素早く転送できる
従来のUSB-TypeAで採用されていることが多いUSB2.0という規格は転送速度が480Mbps、USB3.0は5Gbpsであるのに対し、USB-TypeCが採用しているUSB3.1の規格は10Gbpsという超高速でのデータ転送が可能です。
例えば外付けハードディスクとPCとの間で大容量のデータをやり取りする場合などに威力を発揮するでしょう。また、従来はHDMIなどが担っていた映像や音声の出力もUSB TypeCで行うことができます(モニター、PCともに対応していることが必要)
供給できる電力が大きい
USB Type Cは最大100Wまでの電力を供給できます。従来のUSB3.0では4.5Wが上限であったため、まさに桁違いと言えます。
また、USB-TypeCはデータと電力を一緒にやり取り出来ます。例えばUSB-TypeC対応ディスプレイにノートPCを接続して使うことで、ノートPC側は電源ケーブルをコンセントに繋がずともモニターからノートPCに給電することも可能です。
差し込む際にスムーズ
以前のUSB-TypeAなどは、差込口に「上下」の区別があり、差し込む際に間違えるこっとで煩わしさを感じた経験が多くの人にあると思います。
USB-Type Cは上下の区別が無いため、どの向きからでも差し込むことができ、向きを間違えることがありません。何も気にせず差し込めば入るのがUSB-Type Cのメリットです。
以前のUSBとも互換性がある
アダプターを使うことで、以前のUSB-Type Aのケーブルを差し込んで使うことも出来ます。現時点でType C対応の機器を持っておらずメリットを感じない人は、あわせてアダプターを用意しておけば従来のUSBポートとして活用できます。
USB-Type C対応機器は年々急激に増えているため、現時点で対応機器を持っていない人もType Cポートが付いたミニPCを選んでおくと、数年後に「付いていてよかった」と思う機会が訪れるかもしれません。