本体が小さく省スペースな「ミニPC」にも、高性能なインテル Core i7を搭載しているモデルが続々登場しています。Core i7搭載モデルを一覧で紹介します。
関連記事:ミニPCの比較表
Core i7搭載ミニPCの一覧
Core i7搭載、もしくは注文時にCore i7を選択できる主なミニPCを紹介します。
ツクモ MSシリーズ
ディスプレイ背面にもVESAマウントで取付可能なミニPCです。Core i7-9700を選択できます(Passmarkスコア13568)
Core i7搭載でも本体価格は8万円台と、コスパに優れる一台です。本体の静粛性も高いので静音性にこだわる人でも満足出来るでしょう。
NEC LAVIE DTシリーズ
信頼性が高いNEC製のミニPCです。
Core i7-10700Tを選択できます。Passmarkスコアは12505と、一般的なネットユーザーの用途には十分過ぎるハイスペックなマシンです。
価格は17万円台~
HP Pavilion Wave
HP製、筒状のミニPCです。
Core i7-7700T(Passmarkスコア7827)を選択できます。Core i7搭載モデルはグラフィックスがAMD Radeon R9になるので、ちょっとした3Dゲームもプレイできるスペックです。
価格は14万円台~
Core i7以外でもおすすめはあります
Core i7はインテルの中でも「ハイスペック」なラインですが、同程度の処理能力を持つ高性能なCPUを搭載したミニPCもあります。
AMD Ryzen搭載モデル
インテルから徐々にシェアを奪いつつあるAMD社のRyzenシリーズは、インテルのCoreシリーズよりも「コスパが良い」点で評価されています。
例えばRyzen3(4350G)でも、Passmarkスコアは13568なので、上で紹介したCore i7モデルと同等以上です。Ryzen搭載のミニPCは以下の記事で紹介しているので、あわせて参考にしてください。
Core i5もおすすめ
例えばフロンティアのCDシリーズで選択できるIntel Core i5-10400のPassmarkスコアは12537と、上で紹介したCore i7モデルよりもスコアが高いです。
Core i5の中にもCore i7と同等以上の処理能力を持つものもあるので、Core i5も検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事:ミニPCの比較表
おすすめ出来ない「末尾U」
ミニPCの中には、末尾が「U」となっているCPUを搭載しているものがあります。例えばCore i7-10710Uがそうです。
この「U」は、主にノートPC向けのCPUで、消費電力を抑えている分、処理能力が低いのが特徴です。ノートPCではバッテリーのもちが良くなるメリットがありますが、ミニPCではほぼメリットは無い(電気代はわずかに安くなる)うえに、性能あたりの価格が高いためおすすめしません。
上の写真の機種では「U」が採用されています。