表計算や文書作成に欠かせないMicrosoft Officeを搭載している、あるいは追加できるミニPCを紹介します。

MS Office搭載のミニPCの一覧

なお、BTO(注文時に仕様をカスタマイズできる購入方法)のパソコンなら基本的にどこで買っても注文時にOfficeをオプションとして追加することができます。

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マウスコンピューター CAシリーズ

Office 2021(Word、EXCEL、パワポ、Outlook)搭載を選択できます。

AMD社のRyzen5という高性能なCPUを搭載しており、一般的なデスクトップPCと比較してもサクサク動く、高性能なミニPCです。メモリーも標準で16GB~を搭載(注文時に64GBまで選択可)しており、業務にも十分使うことが出来ます。私も当機種をメインPCとして3年以上使用し、このサイトも当機種で制作しています。データ容量が文字情報だけで4GB超あるExcelのファイルも日常的に編集しています。

ミニPCの中でもコンパクトな本体で、デスク上に置いても邪魔になりません。

CPURyzen 5 5500U
Passmarkスコア13181
メモリー16GB~
ストレージ256GB~/SSD
参考価格128800円~
office搭載:記事執筆時点

関連記事:Mouse CAシリーズの実機レビュー

ツクモ MSシリーズ

注文時にOffice 2021(Word、EXCEL、パワポ、Outlook)を追加することが出来ます。

ヤマダ電機系のPCメーカー、ツクモのミニPCです。VESAマウント(注文時に追加できる取付用金具)でモニター背面に取り付けることも出来ますし、デスクの上に置いても邪魔にならないコンパクトなミニPCです。静音性が高い点も魅力です。

Core i3モデルはリーズナブルな値段ですが家庭用はもちろん、仕事用にも使える性能。Core i5モデルは仕事で重いExcelを開いても問題無く動作する高性能なミニPCです。仕事などで容量があるExcelなどを使うのであれば、注文時にメモリーを16GB以上を選択することをおすすめします。

上で紹介したマウスCAシリーズよりも厚みが3倍あり大きくなりますが、本体の静音性と性能あたりのコスパはこちらが優れています。私は実家用のPCとして購入しています。

CPUCore i3-14100
Passmarkスコア15391
メモリー8GB~
ストレージ500GB~/SSD
参考価格127800円~
office搭載:記事執筆時点

サイコム SPX2800X300A

注文時にOffice 2021(Word、EXCEL、パワポ、Outlook)を選択することが出来ます。インストールされた状態で手元に届きます。

軽めの3Dゲームもプレイできる、ミニPCとしては「ハイエンド」のモデルです。重いEXCELファイルの編集を行う場合におすすめのミニPCです(メモリーは16GB以上がおすすめ)

Excelでマクロを使う場合でも、難なくこなせるハイスペックなミニPCです。

CPUAMD Ryzen 5 5600G
Passmarkスコア19892
メモリー8GB~
ストレージ500GB~/SSD
参考価格141020円~
office搭載:記事執筆時点

レノボ ThinkCentre M75s Small

注文時にOffice 2021(Word、EXCEL、パワポ、Outlook)を選択することが出来ます。インストールされた状態で手元に届きます。

パソコン世界最大手のレノボのミニPCです。国内のメーカーと比べて、同程度の性能で揃えても価格が安い一方、海外の工場からの出荷なので納期が1~3週間と長い点がデメリットです。

メモリーは標準で4GBとなっていますが、Officeを使うなら最低でも8GB、できれば16GBを選んでください。今どき4GBでは使い物にならないです。

CPURyzen 3 PRO 5350G
Passmarkスコア13864
メモリー4GB~
ストレージ256GB~/SSD
参考価格88440円~
office搭載:記事執筆時点

自分で購入してインストールすることも出来ます

OfficeをPCにインストールするのは、それほど難しいことではありません。Amazonなどで購入すれば、購入からインストール完了まで初心者の人でも10分掛からないでしょう。

ただし、Office単品での購入は、パソコンを購入する際に同時購入する際の価格がやや高くなるというデメリットもあります。参考までに、Amazonでの販売価格は以下の販売ページで確認できます↓