一般的なスペックのPCでは使うのが難しい画像生成AI、Stable Diffusion。インストール不要でPCのスペックを問わず使えるウェブサービスを実際に使った感想も交えて一覧比較します。
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Stable Diffusionが使えるウェブサービスの一覧
PICSOROBAN(ピクソロ)
提供企業 | 日本 |
日本語対応 | 操作画面は概ね対応 会員画面等は対応 |
料金 | 1.9円/分 →1時間で約114円 |
支払い方法 | クレジットカード |
無料体験 | 2時間 |
モデル・Loraの追加 | 可能 |
国内でデータセンター事業などを手掛けるハイレゾ社(東京・新宿)が提供している、Stable Diffusionをウェブ上で使えるサービスです。
日本企業が提供している安心感と、会員画面が日本語対応している点(操作画面はStable Diffusionなので英語)、そして生成が速い点がメリットです。私がこれまで使ってきたRunDiffusionよりも生成スピードはやや速いと感じます。
初期インストールされているモデルの数は3種類と少ないですが、実写に強いモデルとアニメ画に強いモデルがインストールされているのでモデルを新たにインストールせずとも初心者でも試しやすい点もメリットです。
利用料金は時間課金制で1分あたり約1.9円。無料会員登録すると約2時間分のポイントがもらえるのでお試しで使いやすい点もおすすめです。
実際にピクソロで生成した画像は記事後半で紹介します。
Run Diffusion
提供企業 | 米国 |
日本語対応 | 一切無し |
料金 | 0.5ドル/時間~ ※150円/ドルで約75円 |
支払い方法 | クレジットカード |
無料体験 | 30分 |
モデル・Loraの追加 | 可能 |
米国のRunnit社が提供しています。私がピクソロと出会うまで使ってきたウェブサービスです。Stable Diffusionをウェブ上で使うことが出来ます。
米国企業のサービスで会員登録画面なども日本語化されていないため、英語が分からない人には「とっつきづらい」点はデメリットと言えます。また、ウェブ上でStable Diffusionを起動してから実際に使えるようになるまでに数十秒以上掛かる点もデメリットとして指摘できます。
初期インストールされているモデルが数十種類以上あり、充実している点はメリットと言えますがどれを使えばよいのか悩む点は初心者には逆にデメリットとなるでしょう。もちろん自分でモデルをインストールすることも出来ますが、アップロードに時間が掛かる点もデメリットとして指摘できます(ピクソロより明らかに時間が掛かる)
30分間無料で体験できます。
実際にRunDiffusionで生成した画像は記事後半で紹介します。
ウェブ版Stable Diffusionで生成した画像
実際にStable Diffusionを利用したウェブサービスを使って、グラボ無しのミニPC(マウスCA)で生成した画像を紹介します。生成されたままの状態でアップします。
ピクソロで生成した画像
初期でインストールされている「beautifulRealistic_v7」を使用し、Lora無しで生成した画像です。512×1024サイズで1枚出すのに数秒で生成できます。