結論:多くのミニPCは問題無し

結論から言えば、これまで10機種以上のミニPCと同じく10機種近いスティックPCの実機テストを行ってきましたが、熱に関する不安のあるものは「ほぼ無い」と言えます。

数時間連続稼働でどうなったか

レビューなんて、短時間しかPCを使わないでしょ。と思う人もいるかもしれませんが、私はほぼ毎回ミニPCの消費電力の計測も行っており、正確な数値を計測するために最低でも数時間以上の連続稼働を行った上でレビューをしています。

その経験をふまえても、多くのミニPCは熱の面で特に心配はいらないと感じます。3時間程度連続でYoutubeの動画再生を続けても、本体が「ほんのり」暖かくなる程度で済むミニPCがほとんどです。

ノートPC以上のスペックがあるミニPCについては3Dゲームのベンチマークテストも連続で実施しますが、特に不安を覚えたことはありません。

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ファンレスモデルでも連続稼働OK

これまでに冷却ファンを搭載していないミニPCのレビューも行いましたが、これについてもYoutubeの動画を連続再生し続ける程度の使い方であれば、本体が「ほんのり」暖かくなる程度で、やはり熱暴走の心配は無いと感じました。

ファンレスのLIVA Z

ファンレスのモデルは低スペックのものが多く、排熱も少ないため熱くなりにくいと考えられます。

排熱性が悪く熱暴走したものもあった

ただし、ごく一部には排熱性が悪いために熱による処理能力の低下がみられたものもあります。

初期のファンレスのスティックPCは最悪

2014年に発売され、スティックPCの「火付け役」として注目を浴びたマウスコンピューターのMS-NH1は冷却ファンを搭載していません。また、本体も放熱性が低い樹脂製でした。

マウスコンピューターのMS-NH1

レビューにも記載していますが、30分ほど電源を付けているだけで処理能力が目に見えて低下し、簡単なネットサーフィンでさえもカクカクとしてしまいました(もともと性能の高いものではありませんが) 

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MS-NH1は最初期のスティックPCですが、その後発売されたスティックPCは冷却ファンを搭載、あるいは本体が放熱性の高い金属製となったため、同じような状況は見られなくなりました。

CPUの温度が高温に

ミニPCについてはスティックPCよりも本体が大きく、表面積が大きいため放熱性が高く、これまでに熱の面で不安を感じたことはありません。