ミニPC、マウスCAシリーズをメインPCとして使い始めて2年9ヶ月になる私が、ミニPCの「耐久性」について解説します。
私の使用環境
仕事でも使うメインPCとして使用しています。このサイトを含めたウェブサイトの制作や、最近は動画の編集もたまに少しやったりしています。ゲームは最近はほとんどやりませんが、Photoshopなどのソフトは日常的に使用するので一般家庭の平均的な使用シーンと比べると、ややハードな使い方をしていると思います。ほぼ毎日、週6で10時間以上はPCを使います。
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使っていて感じるミニPCの耐久性
気になるのは「熱」
ミニPC、特にマウスCAシリーズを使っていて気になるのが「熱」です。
電源をつけて30分も使えば本体がほんのりと熱を帯びます。本体は樹脂製なので、金属と比べると放熱性は悪いように思います。
以前、画像生成AI(Stable difusion)をこのミニPCで使用していた時期がありましたが、画像生成AIを動かすとCPUの使用率が100%に張り付いたまま、しかもグラボ搭載のPCではないため一枚の画像を生成するのに20分掛かるため長時間連続で高負荷が掛かる使い方をしていました。
CPUの温度は90度近くまで上昇し、冷却ファンもフル稼働を維持しているという状況だったので、熱による故障は若干不安を覚えました。今のところ故障していませんが。
通常のネットサーフィンや動画鑑賞、画像編集ソフトの使用程度であれば本体はそれほど熱くはならないですが、高負荷・長時間だと熱による故障が気になるのは事実です。
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熱が気にならないミニPCもある
私はこれまでにメーカー貸し出しも含め10機種以上のミニPCを試してきましたが、長時間連続で稼働しても本体の熱が気にならない機種もありました。
例えば実家用に購入したツクモのMSシリーズは半日にわたり連続稼働でテストしましたが、本体が金属製で放熱性がよく、かつ本体もマウスCAシリーズと比べて大きい(それでもかなり小さい)こともあり、ほんのりと暖かくなる程度で済んでいました(ゲームのベンチテストも実施)
今は実家で液晶モニターの背面にVESAマウントで取り付けて稼働していますが、温度面でも何の不安も無く稼働しています。
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結論:ノートPCで大丈夫ならミニPCも大丈夫
結論として、ノートPCで故障しないのであればミニPCも問題無い、ということです。
過去に試したスティックPC(手のひらサイズのPC)の中には、本体がかなり発熱しその影響で処理性能まで落ちてしまう粗悪なものもありましたが、ミニPCではそのようなものは見たことが無いです。
また、一部のミニPCはノートPC用のCPUを搭載しており、本体もノートPCと同様に樹脂製なので使用環境としてはノートPCと大差無いわけです。ノートPCで問題が無いのであれば、ミニPCでも問題は無いと言えます。
それでも熱が気になるあなたにおすすめのミニPC
それでも熱による故障が気になるあなたにおすすめのミニPCを紹介します。
ツクモMSシリーズ
金属製の筐体で放熱性がよく、またミニPCとしては「小さすぎない」サイズなので熱がこもりづらいミニPCです。
実際に私も実機テストを行い、今は実家で60代の母のPCとして稼働していますがネットサーフィン程度の使用ではほとんど熱を帯びずに使うことが出来ています。また、冷却ファンの音もかなり静かなので静音性も高いです。
デスクトップPC用のCPUを搭載しており、価格に対して性能が良い点でもミニPCとしておすすめの一台です。一般家庭でネットサーフィンなど一般的な用途で使うのであればIntel Core i3モデルを選んで、メモリーを注文時に16GBに増やすのがおすすめです。
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